IG HarnessとLINE Harnessを連携する方法|コメント・DMから友だち追加まで計測
Instagramのコメント・DMからLINE友だち追加へ誘導し、同一人物として記録するトラックリンク連携とE2E確認を解説します。 ローカルbuildされた公式MCP serverをAIへ登録します。 フォロー確認→特典DM→LINE誘導を下書きから構築します。 IG→LINEの同一UUID連携を、connection testから構築します。
この記事はHarness Academyの教材データを基に、各Harnessの公式リポジトリにある実装箇所と照合して構成しています。秘密情報や本番データを記事・AIチャットへ貼らず、外部送信は必ず検証対象を限定してください。
この記事の目次
最初に確認すること
- IG Harness MCPを接続する: AIからIG設定をread-only確認できる
- エンゲージメントゲートをAIに作らせる: 特定投稿のキャンペーンを誤配信なく公開する
- LINE Harnessと安全に接続する: IG経由ユーザーをLINE登録後も同一人物として追跡する
- IG運用:投稿・リール・DMキャンペーン: 投稿を公開してから、反応別の自動DMキャンペーンを安全に動かせる
- IGサイドバー:DM素材・画像・設定: DMテンプレート・R2画像・Instagram/LINE接続を迷わず設定できる
- IGとLINEをトラックリンクで同一人物にする: IGSIDとLINE friend UUIDが安全に相互リンクされ、施策を横断して追跡できる
- IG→LINE同一人物連携をE2E確認する: 画面上の成功表示だけでなく、IGとLINE双方の人物レコードが正しく結合したと証明できる
IG Harness MCPを接続する
ローカルbuildされた公式MCP serverをAIへ登録します。
この工程のゴール: AIからIG設定をread-only確認できる
IGの公式CLIはSDKとMCP serverをbuildし、絶対pathのNodeコマンドを .mcp.json に追加します。
LINEと違い、現行IG MCPはnpm latestを直接起動するのではなく、clone内のdistを使います。
手順
1. 設定確認
.mcp.jsonとMCP binaryの存在を確認します。
2. 不足をbuild
公式filterでSDKとMCPだけをbuildします。
3. read-only接続
account、posts、rulesをlistします。
完了条件
- MCP binaryが存在
- IG MCPがconnected
- list操作が成功
Academy教材: InstagramをAIから運用する / Lesson 6-1
エンゲージメントゲートをAIに作らせる
フォロー確認→特典DM→LINE誘導を下書きから構築します。
この工程のゴール: 特定投稿のキャンペーンを誤配信なく公開する
engagement gateはpost、keyword、follow確認、未follow DM、reward DM、LINE connectionをまとめます。
AIには既存gateとrich messageを先に調べさせ、inactiveで作成させます。
手順
1. 素材確認
post ID、keyword、未follow文、reward文、特典URLを揃えます。
2. inactive作成
AIにgateを下書きさせます。
3. Tester検証
自分だけで未follow/follow済みの両方を確認します。
完了条件
- 既存gateとの重複なし
- inactiveで保存
- Tester用テストが先に実施される
Academy教材: InstagramをAIから運用する / Lesson 6-2
LINE Harnessと安全に接続する
IG→LINEの同一UUID連携を、connection testから構築します。
この工程のゴール: IG経由ユーザーをLINE登録後も同一人物として追跡する
IG Harnessは複数のLINE Harness connectionを登録でき、API keyは暗号化保存されます。更新時はconnection IDを維持したままkeyをrotateできます。
まずconnection testを通し、その後gateへ紐付けます。
手順
1. LINE接続情報
Worker URLと専用API keyを安全に用意します。
2. connection作成
MCPで作成しtestを実行します。
3. gateへ紐付け
検証gateだけでLINE登録とUUID linkを確認します。
完了条件
- connection test成功
- API keyが表示されない
- TesterのUUID linkが確認できる
Academy教材: InstagramをAIから運用する / Lesson 6-3
IG運用:投稿・リール・DMキャンペーン
投稿・リール、コメント、DM、ストーリーメンションを特典配布やLINE登録へつなぎます。
この工程のゴール: 投稿を公開してから、反応別の自動DMキャンペーンを安全に動かせる
IG HarnessはInstagramへ投稿やリールを新規公開するツールではありません。InstagramアプリまたはMeta Business Suiteで公開した投稿を取得し、その後のコメント・DM対応を自動化します。
現在のIG Harnessではコメントルールとシナリオはキャンペーンへ統合されています。古い直リンクが残っていても、新規作成はキャンペーンを入口にします。
キャンペーンは名前→トリガー→最初のDM→フォロー条件→特典DM→最大3通の追加DMという順で組みます。
手順
1. 状態確認
ダッシュボードで接続と主要指標を確認します。
2. 人物と会話
フォロワー詳細とチャット履歴を同じテスト人物で照合します。
3. キャンペーン下書き
テスト投稿または固有DMキーワードを使い、短い動線を作ります。
4. 一人で実行
トリガー、DM、フォロー判定、特典リンク、追加DMを順に確認します。
完了条件
- 投稿公開とHarness自動化の担当範囲を説明できる
- 投稿・リールと3種類のトリガーを使い分けられる
- 検証人物一人でDM動線を確認
- 有効化前承認と停止方法がある
Academy教材: InstagramをAIから運用する / Lesson 6-4
IGサイドバー:DM素材・画像・設定
配信素材と接続設定を分け、再利用と変更管理ができる状態にします。
この工程のゴール: DMテンプレート・R2画像・Instagram/LINE接続を迷わず設定できる
最新のサイドバーに独立した「投稿」画面はありません。教材の「投稿・リール」項目は、キャンペーン作成画面の投稿選択と公開後の反応自動化を説明しています。DMテンプレートと画像はキャンペーンで再利用する部品です。
設定画面ではInstagramアカウントに加え、LINE Harness接続を管理します。LINE Worker URLとAPI keyを登録し、接続テスト後にキャンペーンで選択します。
手順
1. 素材を整理
検証用のDMテンプレートと画像を用途が分かる名前で用意します。
2. R2を確認
画像ギャラリーのbucket/binding、形式、容量、公開範囲を確認します。
3. 接続設定
InstagramとLINE Harnessの接続先をIDまで照合し、テストします。
4. キャンペーンで再利用
検証キャンペーンで対象投稿を取得し、素材とLINE connectionを選択します。
完了条件
- 最新サイドバー7項目と一致
- R2 bindingとLINE接続テストが成功
- 対象投稿と素材を検証キャンペーンから選択可能
Academy教材: InstagramをAIから運用する / Lesson 6-5
IGとLINEをトラックリンクで同一人物にする
Instagram DMのクリックからLINE友だち追加までを結び、両側の人物IDを相互保存します。
この工程のゴール: IGSIDとLINE friend UUIDが安全に相互リンクされ、施策を横断して追跡できる
キャンペーンごとにLINE Harnessのトラックリンクを一つ作り、クリック時だけ ?ig=<IGSID> を付けます。受信者ごとのリンクを大量生成する必要はありません。
LINE側はLIFF認証後にfriends.ig_igsidを保存し、共有secretでIG側へline_friend_uuidを返します。既存と異なるIGSIDは上書きしないため、誤結合を避けられます。
手順
1. 相互接続
IG SettingsへLINE Worker URL/API keyを登録し、接続テストを通します。
2. 共有secret
同じランダム値をIG側LINE_HARNESS_LINK_SECRET、LINE側IG_HARNESS_LINK_SECRETへ登録します。
3. IG URLをLINEへ
LINE WorkerへIG_HARNESS_URLを登録し、IG Workerの公開URLを指定します。
4. キャンペーン接続
IGの特典設定でLINE connectionとPoolを選び、自動生成されるtrack linkを確認します。
完了条件
- IG SettingsのLINE接続テスト成功
- 共有secret名が両Workerに登録
- LINE側IG_HARNESS_URLがIG Workerを指す
- campaignの特典URLが既存track link方式
注意: IGSIDとLINE IDをメールアドレスや表示名で推測結合しません。共有secretの値をログ、チャット、Gitへ出しません。
Academy教材: InstagramをAIから運用する / Lesson 6-6
IG→LINE同一人物連携をE2E確認する
一人の検証ユーザーでクリック、LIFF認証、双方DB保存、再クリック、競合防止まで確かめます。
この工程のゴール: 画面上の成功表示だけでなく、IGとLINE双方の人物レコードが正しく結合したと証明できる
接続テストはAPIへ到達できることしか証明しません。実際のInstagramイベントからDM内リンクを開き、LINE認証後に双方のレコードを確認するE2Eテストが必要です。
初回リンク、同じ人の再クリック、別IGSIDを持つ競合の三つを分けます。競合時に既存値を上書きしないことが安全要件です。
手順
1. 検証人物を固定
自分のIGとLINEを一組だけ使い、開始前の連携状態を記録します。
2. 実導線を通る
IG反応→DM→track link→LINE LIFF/友だち追加を実行します。
3. 双方を照合
LINE friendのig_igsidとIG followerのline_friend_uuidを末尾一致で確認します。
4. 再実行と競合
同じリンクの再実行が冪等で、異なるIDが既存結合を上書きしないことを確認します。
完了条件
- 実際のIG DMからLINE認証まで完走
- 双方のID参照が一致
- 再クリックが冪等
- 競合時に既存結合を上書きしない
Academy教材: InstagramをAIから運用する / Lesson 6-7
公式ソース
- IG Harness / packages/create-ig-harness/src/steps/mcp-config.ts — 公式MCP設定
- IG Harness / packages/mcp-server/src/index.ts — 登録ツール
- IG Harness / packages/mcp-server/src/tools/manage-engagement-gates.ts — gate CRUD
- IG Harness / packages/mcp-server/src/tools/manage-rich-messages.ts — rich message CRUD
- IG Harness / packages/mcp-server/src/tools/manage-line-connections.ts — LINE connection CRUD
- IG Harness / README.md — LINE Harness連携
- IG Harness / apps/web/src/components/layout/sidebar.tsx — 現行7メニュー
- IG Harness / apps/web/src/app/campaigns/new/campaign-wizard.tsx — キャンペーン作成手順
- IG Harness / apps/web/src/components/media-picker-modal.tsx — 投稿・リール選択
- IG Harness / apps/worker/src/routes/posts.ts — メディア取得と一括適用
- IG Harness / apps/worker/src/services/engagement-gate.ts — コメント・DM・ストーリー処理
- IG Harness / apps/web/src/app/settings/page.tsx — LINE Harness接続設定
- IG Harness / apps/web/src/app/images/page.tsx — R2画像ギャラリー
- IG Harness / apps/worker/src/routes/line-connections.ts — 接続CRUDとテスト
- IG Harness / apps/worker/wrangler.toml — R2 binding
- IG Harness / apps/worker/src/services/line-cross-link.ts — トラックリンク生成とIGSID付与
- IG Harness / apps/worker/src/routes/cross-link.ts — IG側の相互リンクAPI
- LINE Harness / apps/worker/src/routes/liff.ts — LIFF認証とIG属性保存
- LINE Harness / packages/db/migrations/023_friend_ig_igsid.sql — LINE側IGSID列
- IG Harness / apps/worker/src/routes/capabilities.ts — IG identity capabilities
- LINE Harness / apps/worker/src/lib/identity-key.ts — LINE identity key
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