開発元運営・一次情報 最終確認 2026-09-21
GETTING STARTED

L Harness(LINE Harness)の使い方|導入・配信・AI操作

L Harnessは、初期設定→LINE接続→管理画面でテスト送信→ステップ配信の順に始めます。接続後はAIへの日本語の指示でも操作できます。このページでは、導入から最初の配信シナリオを作るまでを案内します。

ターミナルを使わずに始めたい方は、まずは上のLINEボタンから無料ガイドを受け取り、Harness Cloudへ。LINE追加済みの方はCloud案内のGoogleリンクから進めます。Googleログイン後、利用条件を確認して専用環境を申し込み、LINEを接続できます。以下の「必要なもの」「初期設定」は自分の環境に構築するOSS版の手順です。Cloudで環境を用意した方は、LINEの接続設定を済ませてから最初の1通を送るへ進んでください。

「LINE Harness」「ラインハーネス」「LINEハーネス」は旧表記・検索上の別名です。現在の製品名はL Harnessです。開発元の野田修一・運営チームが、公開されている公式READMEと機能別ドキュメントを基に案内しています。

導入が終わっている方は管理画面で最初の1通を送るから、AIと接続済みの方は日本語の指示例から進めてください。操作画面を個別に調べる場合は管理画面の機能別ガイドを使えます。

1. 導入に必要なもの

用意するもの用途・確認事項
Cloudflareアカウント自分の環境にプログラムとデータベースを配置します。
LINE公式アカウントとMessaging APIチャネル友だちの登録・メッセージの送受信に使います。
Node.js 22以上・pnpm・ターミナル公式READMEが案内する実行環境です。
テスト用のLINEアカウント自分の端末で受信・リンク先・配信対象を確かめます。

実行環境とCLIの対象は公式READMEを確認してください。フォームなどで使うLINE Login・LIFFの準備は詳しい導入手順で説明しています。費用の確認はソフトウェア利用料と運用にかかる実費を参照してください。

2. 初期設定とWebhook接続

Messaging APIの情報を用意する

新規の場合はLINE公式アカウントを作り、LINE Official Account ManagerでMessaging APIを有効にします。その後LINE DevelopersでチャネルID、チャネルシークレット、チャネルアクセストークンを確認します。作成の入口はLINE公式の開始手順に従ってください。

公式CLIを実行する

npx create-line-harness

CLIの案内に沿って、Cloudflare認証、D1データベースの作成、プログラムと管理画面の配置、LINE認証情報の登録、初回Ownerユーザーの作成を進めます。完了時に出力される管理画面URLとWorker URLを控えてください。認証情報は公開リポジトリや記事のコメントに貼らないでください。出典:公式CLIのセットアップ範囲。

LINEからの受信を確認する

  1. CLI出力または保存済み設定でWebhook URLを確認し、LINE DevelopersのMessaging API設定へ登録します。
  2. Webhookの検証を実行し、Webhookの利用を有効にします。
  3. テスト用LINEで友だち追加またはメッセージ送信を行います。
  4. 管理画面の友だち・会話一覧へ反映されることを確認します。

Webhookの「検証成功」と実際のメッセージ受信は別に確認します。LIFFやコールバックURLも含む接続手順は導入ガイドへ進んでください。

3. 管理画面で最初の1通を送る

自分の環境の管理画面URLを開き、発行されたログイン情報で入ります。API Key欄のある画面では自分用のAPIキーを使います。URLやキーが分からない場合はログイン方法・確認先を参照してください。

  1. 対象アカウントを確認:操作するLINE公式アカウントを選びます。
  2. 自分の友だち情報を確認:テスト用LINEから送ったメッセージと管理画面の会話を照合します。IDの意味はLINE UUID・ユーザーIDの違いで確認できます。
  3. 自分だけへ送信:個別チャットで「接続テストです」などの短いメッセージを送ります。
  4. 結果を確認:LINE端末の受信と管理画面の履歴を確認し、返信が管理画面へ戻るところまで試します。

ここまでで「LINEから受信できる」「管理画面から返信できる」を確認できます。個別チャットと自動返信の機能は公式チャット仕様、各画面の役割は管理画面ガイドを参照してください。

4. ステップ配信を作る

ステップ配信は、開始条件・メッセージ・待ち時間をひと組にして作ります。開始条件には友だち追加、タグ追加、手動開始があります。最初は手動開始の検証用シナリオを作り、自分だけを登録して試してください。出典:公式シナリオ仕様。

次は、資料を案内した後に活用方法と相談窓口を届ける設計例です。本文とリンクは自社の内容へ置き換えます。

順番前のステップからの待ち時間メッセージ例
1通目開始時(0分)登録のお礼と資料へのリンク
2通目1日(1,440分)資料の使い方と、よくある質問
3通目さらに2日(2,880分)相談窓口や予約ページの案内

delay_minutesは前のステップからの待ち時間です。この例では3通目は開始から約3日後になります。実際の配信は処理周期や設定の影響を受けるため、日時指定の予約配信と混同しないでください。

  1. シナリオに分かる名前を付け、開始条件を手動にして検証用として作ります。
  2. 配信する順番、本文、待ち時間を登録します。
  3. 設定を確認してからテスト用の自分を登録します。0分のステップは登録によって配信が始まる場合があるため、登録前に本文を確認します。
  4. 受信・リンク先・次回配信予定を確認し、本番用の開始条件へ移す前に対象を見直します。

検証時だけ短い待ち時間にする場合は、本番用へ戻したことも確認します。条件分岐や停止条件まで作る場合はステップ配信の実践ガイドを参照してください。

5. タグで配信対象を絞る

一斉配信は全員への送信だけでなく、タグなどで対象を絞って使えます。最初は自分だけに「配信テスト」タグを付け、そのタグの友だちに限定した下書きを作ります。出典:公式の一斉配信仕様。

  1. タグを作り、テスト用の自分だけに付けます。
  2. 一斉配信で対象タグを指定し、本文を下書きに保存します。
  3. 対象者・対象件数・本文・リンクを確認します。予約配信にする場合は日時も確認します。
  4. 自分だけへテストし、受信と履歴を確認してから本番の対象条件を設定します。

たとえば「資料請求済み」「予約済み」を分けると、案内する内容を変えられます。タグを使ってシナリオを開始する設定もあるため、既存タグを検証に流用する前に、そのタグに紐づく自動処理を確認してください。

6. AIに日本語で操作を頼む

L HarnessにはMCPサーバーがあり、対応するAIクライアントから友だちやシナリオの確認・作成を依頼できます。接続先のWorker URLと利用者用のAPIキーを設定したうえで使います。出典:公式MCP仕様。接続前の方はMCPの接続ガイドを先に進めてください。

接続確認の指示例

接続中のL Harnessのアカウント名と、シナリオ一覧を確認してください。
まだ設定変更・友だちの登録・メッセージ送信はしないでください。

シナリオ作成の指示例

「資料案内テスト」という手動開始・無効状態のシナリオを作ってください。
1通目はお礼、2通目は1日後に資料の使い方、3通目はさらに2日後に相談の案内です。
本文は案として作り、未確定のURLは実際のリンクに見せず未設定と明記してください。
開始条件、各ステップの待ち時間、本文、リンク未設定箇所を一覧にしてください。
有効化・友だちの登録・送信は、私が確認するまで行わないでください。

これは指示の例で、貼るだけで本番設定を保証するものではありません。作成後は管理画面でもシナリオ・本文・待ち時間を確認し、未設定のリンクを埋めてから自分だけでテストします。

7. リッチメニュー・フォーム・予約へ進む

最初の配信が通ったら、目的に合う機能を一つずつ足します。各機能の提供範囲は機能一覧と公式実装の対応で確認できます。

困ったときの確認先

状況先に確認すること詳しい手順
ログインできない自分の管理画面URLとログイン情報ログインガイド
友だちや返信が出てこない対象アカウント、Webhook URL、Webhook利用設定、受信ログ導入時のトラブル対処
ステップ配信が届かないシナリオの有効状態、登録状況、次回予定、条件、配信ログステップ配信ガイド
AIが接続先を認識しないMCP設定、Worker URL、利用者用APIキーMCP接続ガイド
記事と画面が違う導入バージョン、選択中アカウント、スタッフ権限更新手順

既存ツールから移行する場合

友だちCSV、タグ、配信シナリオ、フォーム、リッチメニュー素材、計測リンクを先に棚卸しします。Webhook切替後の新しい受信と、過去データの移行を分けて管理してください。移行ガイドに沿って、テスト送受信を終えてから切り替えます。

資料確認・更新:2026年9月9日。この記事の配信文と待ち時間は説明用の設計例です。画面の実機操作結果や配信実績を示すものではありません。

L Harnessを自分の環境で動かす

ソースコード、セットアップCLI、更新履歴はすべて公開されています。

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