AIエージェントへ安全に作業を任せるルール|秘密情報と外部変更を守る
AIエージェントへ開発や運用を任せる前に固定したい作業範囲、秘密情報、外部変更、確認方法の基本ルールを整理します。 どの作業でも最初に貼る、安全運転の共通プロンプトです。 LINE・Meta・Cloudflareの資格情報をAIとGitから隔離します。
この記事はHarness Academyの教材データを基に、各Harnessの公式リポジトリにある実装箇所と照合して構成しています。秘密情報や本番データを記事・AIチャットへ貼らず、外部送信は必ず検証対象を限定してください。
この記事の目次
最初に確認すること
- 最初に渡す作業ルール: AIの操作範囲と、止まって確認すべき場面を固定する
- 秘密情報を漏らさない: 秘密情報が会話、スクリーンショット、commitに入らない運用にする
最初に渡す作業ルール
どの作業でも最初に貼る、安全運転の共通プロンプトです。
この工程のゴール: AIの操作範囲と、止まって確認すべき場面を固定する
Harnessの導入はAIに任せられますが、CloudflareへのデプロイやLINE/Metaへの接続は外部状態を変更します。最初に「調査は進めてよい」「秘密情報は聞く直前に止まる」「本番変更前に説明する」を渡します。
以後のレッスンでは、この共通ルールに各作業の完成プロンプトを追加して使います。
手順
1. 作業フォルダを決める
Harness専用のフォルダでCodexまたはClaude Codeを開きます。
2. 共通ルールを貼る
下のプロンプトを最初のメッセージとして貼ります。
3. 計画を確認する
AIが対象リポジトリ、変更範囲、確認方法を説明してから作業を始めることを確認します。
完了条件
- AIがいきなりコマンドを実行しない
- 秘密情報をチャットやGitへ残さない方針が表示される
- 完了条件にテストと復旧方法が含まれる
Academy教材: AIエージェントに安全に任せる / Lesson 1-1
秘密情報を漏らさない
LINE・Meta・Cloudflareの資格情報をAIとGitから隔離します。
この工程のゴール: 秘密情報が会話、スクリーンショット、commitに入らない運用にする
LINEのChannel Secret/Access Token、Meta App Secret/Page Access Token、Harness API Keyはすべて秘密情報です。
公式CLIは対話入力を受け、Cloudflare Worker Secretsへ登録します。教材やAIチャットへ値を貼る必要はありません。
手順
1. 追跡対象を確認
git statusと.gitignoreをAIに確認させます。
2. 安全な入力方法を選ぶ
対話CLIまたはwrangler secret putを使用します。
3. 漏えい検査
commit前に差分と追跡ファイルを検索します。
完了条件
- 秘密値が出力されない
- Cloudflare Secretsとローカル設定の役割が分かる
- Gitへ含まれる危険なファイルが判定される
Academy教材: AIエージェントに安全に任せる / Lesson 1-3
公式ソース
- LINE Harness / README.md — 公式CLIとCloudflare構成
- IG Harness / README.md — IG Harnessの機能と構成
- LINE Harness / packages/create-line-harness/src/steps/secrets.ts — LINE secrets登録処理
- IG Harness / packages/create-ig-harness/src/steps/secrets.ts — Meta secrets登録処理
関連ガイド
Academy会員はコピペ実行用プロンプトと演習を開くと、同じ手順をAIへ渡して実機で進められます。